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茅ヶ崎版 公開:2011年7月15日 エリアトップへ

浜降祭 神事で復興祈願 7月18日 甚句歌唱などが禁止に

文化

公開:2011年7月15日

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今年も37基の神輿が浜辺に集結する(写真は昨年)
今年も37基の神輿が浜辺に集結する(写真は昨年)

 暁の祭典として知られる「浜降祭」が7月18日(月・祝)に茅ヶ崎西浜海岸(サザンビーチちがさき西側)で行われる。今年は3月11日に起こった東日本大震災の被災者への配慮もあり、復興を願う「祈願祭」としての意味合いも持たれている。

 茅ヶ崎4大まつりの1つとして市民から親しまれてきた浜降祭。昭和53年に神奈川県無形民俗文化財に指定され、かながわの民俗芸能50選にも選定されている。起源は諸説あり、天保9年(1838年)に寒川神社の神輿が川で流された際、南湖の漁夫・孫七の網にかかり神社に届け、その礼に南湖の浜までみそぎをするようになったという。また、鶴嶺八幡宮では心身のけがれを清める「みそぎ」の神事を行うために毎年浜辺への渡御が行われていた。この2つの神事が合わさり現在に至っている。

 今年は東日本大震災の影響で、他の4イベントである大岡越前祭や湘南祭、サザンビーチちがさき花火大会は軒並み中止。残された浜降祭は6月に実行委員会らにより、開催が決定した。

 今回は茅ヶ崎市、寒川町から32神社・37基(子ども神輿5基含む)の神輿が参加。当日は深夜から各神社を発輿し、午前4時30分頃に一番神輿が入場。7時に合同祭が実施される。名物の「どっこい、どっこい」の掛け声や砂浜に神輿が勢ぞろいする様に毎年多くの人が注目する。

 また、会場でのお噺子、祭典終了後の海に入っての禊ぎ、拡声器の使用、甚句の歌唱が禁止行為となる。

 
 

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