2万個を超える積み木を使って創造力を育み、親子が楽しく共有できる時間を作ることを目的としたワークショップ「楽積み木広場」が7月16日、鶴が台小学校で行われた。また、今回のイベントでは、東日本大震災の被災地への支援金やおもちゃも募っていた。
「積み木は崩れても作り直せるんだよ」「作った積み木には小さな命が宿るんだよ」。人生の糧となるような言葉を子どもたちに投げかけるのは、当日講師を務めた木楽舎つみ木研究所の荻野雅之代表取締役。
同研究所は各地で創作ワークショップを開催しており、今回は鶴が台小のPTAメンバーが企画し、準備を進めてきた。メンバーの齋藤雅枝さんは「仕事や家のことなど日々の暮らしに追われがちですが、少しでも子どもを見つめる時間が持てれば」と話していた。
当日は園児・児童とその保護者らが参加。子どもたちは積み木で電車や野球場など個性豊かな作品を仕上げていった。その後は室内を暗くして1つ1つの作品に光を照らし、幻想的な世界を演出していた。
「最初にここには3万個の積み木があると言いました。しかし、実際には2万2000個ほど。少ない積み木をどうやってみんなで分け合い、思いやれるのかを見ていました。(震災が起こった)こんな時だからこそ、繋がりや絆を大切にしてもらいたい」と荻野代表取締役。子どもたちも「みんなでやれて楽しかった」など感想を述べていた。また、参加者からは支援金やおもちゃを募り、後日同研究所を通じて被災地に送られる。
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