「第2一俊丸」ついに出港 寄贈の漁船が南三陸へ
茅ヶ崎市から宮城県南三陸町へ寄贈されることとなっていた漁船「第2一俊丸」が7月26日午前7時に茅ヶ崎漁港を出港した。第2一俊丸は市内で漁業・釣宿を営む「一俊丸」が廃船予定にしていた漁船。湘南祭2011実行委員会や茅ヶ崎漁業協同組合が、市による仲介で被災地・南三陸町への寄贈を計画していた。回送費や整備費不足の問題もあり、出港は未定とされていたが茅ヶ崎湘南ロータリークラブなどの協力を得て、募金・義援金が215万円ほど集まり、この度出港・寄贈が実現する運びとなった。
出港時には服部信明市長をはじめ、関係者や市民が40人ほど集まり、寄贈実現に至るまでの思いを述べ、出港を祝った。また御神酒を同船に供え回送時の安全を祈願した。
関係者は「多くの人の協力があり今日の出港に至り感謝している。現地で使われ元気の源となることに期待する」と話した。
同船は南三陸町の漁師牧野隆明さんに贈られ、漁船名を「大隆丸」と新たにして、乗合船として利用される。
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21日午後から交通規制4月19日 |
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