まちのシンボル樹に 市が景観重要樹木などを指定
茅ヶ崎市は8月22日に景観重要樹木2件とちがさき景観資源1件を指定した。景観重要樹木は小出小学校内のクスノキ、本村交差点北西のタブノキ、ちがさき景観資源は松尾大神境内のタブノキとイチョウが選ばれた。良好な景観の形成に影響を与えている樹木を選ぶこの指定は前年度に続き2回目。合計10件が登録されている。
選定は市民を対象に地域のシンボルとなっている樹木の写真を募集し、昨年8月に市民投票を行った。得票数の多いものを「ちがさき丸ごとふるさと発見博物館の会」の意見を参考に選定。その後所有者と調整し、茅ヶ崎景観まちづくり審議会の諮問を経て指定された。今年3月に発表予定だったが東日本大震災の発生に伴い審議会が延期されていた。
指定された樹木は、推定樹齢450年を越えるタブノキ(本村)、日露戦争(1905年終戦)戦勝記念に配布された苗木が育ったクスノキ(小出小)など樹齢が長い市内有数の巨木。周りの街並みとも調和し、市民から親しまれている。
市景観みどり課は「変わり行く街並みの中で、変わらずにたたずむ樹木は貴重。この指定をまちづくりに生かしたい」と話す。また小出小学校関係者は「身近にある樹木が選ばれ嬉しく思う。今後も大切にしていきたい」と話している。
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