機動力生かし三ヶ丘がV 女子エース・篠愛里さんが好投
三ヶ丘ブルースターズが5月上旬まで行われた「第55回茅ヶ崎市少年野球大会」を制した。
三ヶ丘は予選リーグの3試合を無敗で勝ち上がり、決勝トーナメントの決勝戦では、鶴嶺ストロングスと対戦。初回に3点先制されたが、持ち前の機動力野球で同点に追いつくと規定の7イニングでは決着が付かず、試合は特別ルールの延長戦へ。ここでも2点を勝ち越されるが即座に追いつき6―6となり、くじ引き抽選で優勝を決めた。「決して楽な大会ではなかった。子どもたちが自慢の足を使った野球で勝ち取った優勝だと思います」と大西要監督は喜びを話す。
堂々たるピッチング
今大会でエースとしてマウンドに上がったのは、チーム唯一の女子部員、篠愛里さん(浜須賀小6年)。篠さんはチーム一の長身で男子顔負けの投球をみせ、優勝に貢献した。「相手が打ちにくそうな所を見つけて投げています。優勝できてうれしいです」と篠さん。
好投の裏には普段の練習のほかに取り組む自主トレがあった。毎朝登校前の午前6時から友人らと共に近くの浜辺でランニングやキャッチボールを重ねてきた。決勝戦では「とにかく勝ちたい」という気持ちがプレーに出て、ファールフライを味方の捕手と交錯しながらすべり込んでキャッチする気迫をみせた。
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