サザン通り商店街 「自分たちが楽しまなきゃ」
6月25日はサザンオールスターズのデビュー日。2009年の同時期にデビュー30周年を祝おうと実施したのが同商店街の「ありがとね。セール」だ。当日はマスコミ取材やサザンファン、地域住民が押し寄せて大盛況だった。「最初は1年でやめようと思ったんだけどね」と話すのは小林健二会長。ファンたちの要望に応える形で、それから毎年行われるようになった。今年は「ありがとね祭」と題し、6月24日(日)に開催する。
商店街メンバーは商人で構成されるため、イベント会議は夜遅くなることも。だが、ざっくばらんな話し合いは欠かさない。「自分たちが楽しまなきゃ来てくれる人たちも楽しめない。一つひとつの個店に潤ってもらうことが商店街の役目。そのためにアイディアを出し合うことが大切」と小林さん。常に面白さの追求を忘れず、そこで生まれたのが会員同士の密な関係。「みんないい奴なんだよね」。活動しやすい環境を作ることで、イベントの回を重ねるごとに協力者も増えていった。「今回は自治会や推進協の方たちと一緒にやる『縁日』がみどころだね」と笑っていた。
6月24日にイベントを行う同商店街の
役員たち(茅ヶ崎サザン神社前)
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