藤稔が食べごろに 市内11農園で順次出荷開始
湘南を代表する葡萄種「藤稔」が収穫時期を迎えている。藤稔はゴルフボール大の大粒で種がなく糖度が高いのが特徴。1979年に藤沢で「人々に喜ばれる葡萄」をテーマに生成され、その美味しさから湘南地域の人気品種となっている。リピーターも多く、市場に出回ることの少ない希少種でもある。
市内で藤稔を栽培する観光農園は11園。各農園では育て方に違いがあり、温室栽培、雨よけ栽培、露地栽培の順に7月末から順次収穫が始まっており、9月上旬まで楽しむことができる。各農園の直売や宅配などで1kg(2房ほど)あたり1500円ほどで購入可能。
露地栽培を行う鈴木園(芹沢308)では8月中旬の収穫予定。同園の鈴木武勝さん(67)は「今年も例年通りに美味しいものを育てられたと思います。多くの人に味わってもらいたいです」と話している。
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