乳幼児に対するポリオ(小児まひ)予防のワクチン接種方法が9月1日(土)から変更される。
これまではポリオウィルスの病原性を弱めた「生ワクチン」の接種が行われていたが、副作用の恐れがあるとしてここ数年、接種を見合わせる保護者が増加。これを受けて神奈川県では昨年から生ワクチンとは別の「不活化ワクチン」接種を希望者に始めていた。このワクチンは副作用の危険性は少ないが国内未承認薬であったため県が独自輸入したものを、1回につき6千円の実費負担で全4回接種する必要があった。
今回の切り替えは不活化ワクチンが今年4月にようやく承認を受けたことにより実現。今後は生ワクチンは使用せず、無料で不活化ワクチン接種に切り替わる。これまで春と秋に無料で市内の保健施設などで実施されていた集団接種も茅ヶ崎市では終了し、市内各医療機関での個別接種に変更される。
不活化ワクチンの対象となるのは生後3カ月から7歳6カ月未満の乳幼児(接種日現在)。ポリオの接種スケジュールや医療機関詳細などについては茅ヶ崎市のホームページでも掲載されている。
詳細などの問い合わせは茅ヶ崎市こども育成部こども育成相談課【電話】0467・82・1111へ。
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