津波監視カメラを設置 12月からHP(ホームページ)で配信も
茅ヶ崎市はこのほど茅ヶ崎迎賓館(中海岸4の12986の121)屋上に2台の「津波監視カメラ」を設置した。これは地震発生時に離れた所から海面の様子を確認するためのもの。
今回設置された内の1つ「災害用監視カメラ」は遠隔操作が可能で、夜間でも茅ヶ崎海岸を監視できる。もう1つの「ホームページ配信用カメラ」では平常時に茅ヶ崎海岸(烏帽子岩)の動画を市ホームページで配信予定。現在は災害対策で市防災対策課が運用しており、12月中旬の配信に向けて準備を進めている。設置費用は約1000万円(カメラ、システム機材、工事費含む)だという。
市はこれに伴い、同館所有会社の結婚式場関連事業を行う(株)テイクアンドギヴ・ニーズ(本社・東京都)と「津波対策に係る海面監視動画システム等の設置における協定」を10月17日に締結した。同事業は2011年6月に策定した「茅ヶ崎市防災対策強化実行計画」の津波対策事業に位置づけられているもの。
津波監視カメラには、高出力無線LANを利用した通信網で、市役所への動画映像送信システムが搭載されている。災害時だけでなく平常時も海面状態や付近の火災発生の確認が可能。停電時に備え非常電源装置(ソーラーパネル、バッテリー)も整備している。
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