神奈川県議会議員 岩本一夫の 見聞(けんぶん)検分(けんぶん)㉗ www.iwamoto-kazuo.biz目と耳でしっかり確かめてから、考える。
水素の時代がやってくる!
最近「メタンハイドレード」がもてはやされている。石油や石炭同様、地球温暖化に拍車を掛ける事実に何の危惧も感じていないのか、マスコミも大絶賛…。懲りない奴らだ。「地表に存在する物をどれ程燃やしてもCO₂は増えない。しかし地下にある物を引っ張り出して燃やせばCO₂は確実に増加する」ということを、恐怖をもって再認識すべきである。
さてそんな中、まばゆい光明が未来を照らし始めた。水素を利用した「燃料電池」だ。水に電気を加える(電気分解)と酸素と水素が生成される。これを逆に作用させ、水素と酸素を結合させ、水と電気を発生させる仕組みだ。
北九州市の「水素タウン」では、家庭用燃料電池150台を設置、パイプラインで水素を供給している。東京ガスでは都市ガスから水素を生成し、熱と電気を生み出すコージェネを実用化した。燃料電池自動車(FCV)の開発も進められており、2005年の「愛・地球博」ではシャトルバスとしてFCVが利用された。2年後には一般乗用車も市販される。およそ3分間の水素充填(5千円程)で500Kmの走行が可能。しかも排気管から出てくるのは「水」であり、究極のエコカー。電気自動車よりも使い勝手は良さそうだ。
石炭をガス化させて利用する火力発電、常に太陽の方向を向く太陽光パネルなど効率の良い発電方法や、CO₂を地下に封じ込める技術、SDカード程の燃料電池など、新たなエネルギー開発が急速に進んでいる。
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