大学生が中心となって企画、運営するボランティア団体「学生リーダー塾『HILS(ヒルズ)』」。
発足は2012年8月。きっかけは、別のボランティア団体「SDC♡(エスディシーハート)」が開催した東日本大震災の被災地を高校生と大学生が訪問する「被災地スタディツアー」。このツアーに参加した大学生が中心となりHILSを発足させた。
事務局長の石田清志さん(茅ヶ崎高校出身)と、学生代表の森康貴さん(市内松浪在住)もこのツアーに参加。ツアーで高校生の成長を目の当たりにし、気持ちを動かされたという。石田さんは「自分たちが支援活動をすることで、高校生の成長と自分の成長に繋がると思い、団体の発足を考えました」と振り返る。森さんも「これからを支えていく若い世代の成長が大切だと感じました」と話す。
3つの支援事業
主な活動内容は、講演会を行う「ボランティア啓発事業」と、解散したSDC♡から引き継いだ「被災地スタディツアー事業」、被災地の高校生に神奈川で就業体験をしてもらう「インターンシップ事業」の3つ。
現在は、7月20日(土)から行われるインターンシップと、8月のスタディツアーの準備に奔走中だ。森さんは「神奈川県全体にこの活動が広がっていけば」と展望を語った。活動の詳細は石田さん【携帯電話】070・5593・0966へ。
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