神奈川県議会議員 岩本一夫の 見聞(けんぶん)検分(けんぶん)㉙ www.iwamoto-kazuo.biz目と耳でしっかり確かめてから、考える。
海岸から「ゴミ」が無くなる!?
国から『暴風雨等で発生する海岸のゴミを撤去するための補助金』1・76億円が拠出され、年度内では4千3百余万円を予算化し、海岸美化財団に事業委託する。残る1・33億円は来年度の執行。
美化財団は年間440万円でビーチクリーナーを稼働させ海岸美化に努めているが、暴風雨等で海水浴場内に発生するゴミやガレキの撤去は、市の職員やライフセーバーなどの民間ボランティアが対応するしかなかったので、正に朗報である。またBBQなどで出るゴミを捨てないようにとの啓発事業費540余万円が民間団体に委託される。
だが海岸ゴミの7割は河川から流出し、沖の潮目に漂い、大きな波や暴風雨で浜に打ち上げれる。沖に漂うゴミの撤去は予算化されなかった。とにかく何億円と言う国家予算を「ゴミ拾い」に支出わなければならないとは、誠にもったいない話だ。夜間に捨てられる花火や飲食ゴミなどの「恥ずべき」行為に対しては、既に浜に設置されている超望遠赤外線カメラを利用して行為者を特定し、罰則規定を設けてモラルの向上を計らなければならないのだろうか。情けない話だ…。
家の玄関前に吐き捨てられた汚物、ゴミ箱と化した喫煙所、自転車置場と間違えられた私有地…、街には近代先進国家とは思えない光景が当たり前のように転がっている。この程度の「文化度」では、戦争はなくならない。
世界に誇れる「すてきな日本人」「カッコいい茅ヶ崎人」に改めて期待したい。
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