神奈川中央交通(株)と障がい者達が6月から8月にかけて、大型車両の危険性などを運転者、利用者相互の立場から意見交換した。
実施したのは神奈中茅ヶ崎営業所と障害者向けヘルパー派遣事務所「NPO法人あいむ湘南」=茅ヶ崎市小和田。障がい者が危険性などを伝えていく機会を持ちたいという趣旨に神奈中側が賛同して今回実現した。
初回はバス乗務員を対象に介護指導や車イス乗降のコツなどを学んでいった。8月には車イス利用者が参加しての2回目の交流が行われ、バス運転席からサイドミラーを覗くと、通常の目線では車イス利用者などが見落とされがちになることなどを運転者、障がい者両方が確認していた。
その後、双方の意見交換などが行われた。参加者からは「今後も継続して欲しい。車イスを利用する当事者としては、交通アクセスの問題は自分だけではどうにもならないことが多いので事業者の方とお話しできる場があれば、障がい者の外出機会が増えると思います」と話していた。
|
<PR>
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|