南湖やんべぇよ会会長を務める 小又 学さん 南湖在住 52歳
「みんなでやんべぇよ」
○…「第3回南湖みんなでやんべぇよ」が10月27日(日)に南湖通りで開催される。今年7月に発足した南湖やんべぇよ会(39事業所・10月現在)の会長として西浜サービス会の今井豊会長らと共にイベントを盛り上げる。「諸先輩方の後押しを受けて頑張りたい。この催し以外にも年間を通して子どもの見守り活動や近隣の学校との催しも考えています」と意気込む。
○…平塚市で生まれ、小2の時に現在の住まいである茅ヶ崎市南湖へ。以来西浜小、中、茅ヶ崎高校と地元の学び舎で育った。「小さい頃は休みとなれば家族でボーリング、温泉旅行と今思えばいい時代でしたよ」と満面の笑み。その後は調理師専門学校で一年学び、伊勢原の寿司屋に修行に出た。「当時はバブル絶頂期で身を粉にして働きました」。現在は19年間の修行を経て、「欣(きん)ずし」の2代目店主として店を切り盛りすること12年。街の寿司屋として地元の味を届けている。「外食産業が急速に発展し、我々のような個店は非常に厳しい。しかし今回の催しでもそうですが、我々は敷居を低くして、店の良さを伝えていきたい」
○…休日の楽しみは釣り。店内にも釣り上げたウグイやサクラマスなどのはく製が並ぶ。また夜光貝で作るお手製ルアーも自慢の一品となっているが、最近は2人の孫の世話に追われる若い祖父としても大忙し。「この辺の動物園は全て行き尽くしました。サンリオピューロランドの演出にも驚かされました」とすっかり虜のようだ。
○…「異業種が集まると化学反応のようなものが起きて想像が付かない知恵が生まれる。この刺激を活かしたい」とイベントに込める思いは一入(ひとしお)だ。また今回は浜降祭以外では初めて通行止めにして盛大に行われる。「子どもたちが安全に楽しめる一日にしたい。神輿も出るのでより多くの方に南湖の良さを知ってほしい」。皆で肩を組み、地元活性に尽力を注いでいく。
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