香川商興会 カッピーと行事の継承で盛り上げる
1960年代に創立した香川商興会。加盟店は主幹道路に軒を連ねているのではないが、ネットワークが地域全体に広がりをみせる。「1990年代は50以上の加盟店がありました」と会長の山本芳雄さん。最近、地域のゆるキャラが大人気だが、同会にはなんと30年以上前から「カッピー」というオリジナルのキャラクターが存在する。「うちの商興会で買い物をすると、カッピースタンプがもらえ、50個そろうとくじ引きができますよ」と目尻を下げて同会メンバーは語る。今年も11月10日に行われた「カッピースタンプ交換会」ではスタンプ帳を片手に約200人が参加したという。
同会では昔から催しが多かった様子。会長のノートを見ると、毎月催し事の記載がある。「これでも少なくなりましたよ」と話すが、今でも七夕笹飾りは継承され、飾られた短冊見物に店舗先で人の輪ができるという。また、年2回セール(中元・歳末)も行っており、今年の歳末大売り出しは12月1日(日)から10日(火)に決定した。「お客さんの顔を見て話し、その内容でお薦めできる品がある。それが商興会の魅力」と話していた。
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