(PR)
4歳からの介護体験 胸に
▽…「3歳の時の抱っこが一番の思い出」。大好きだった祖父は翌年に脳梗塞で寝たきり生活となり、祖母を手伝う介護が始まった。両親は共働きのため、典型的なおじいちゃん・おばあちゃん子で、同性だった祖父の布おむつ替え等の介護を幼少期から体験した。数年後に看取った祖父の最期の言葉「迷惑かけた」が今でも耳から離れないという。
▽…日本大学入学の上京直後に実家から連絡があった。「おばあちゃんの様子がおかしい」。受験勉強中「美味しい」と喜んだおでんが毎食出されていた。それが認知症の始まりだった。急ぎ帰省するも、いつもの笑顔で祖母は迎えてくれた。とりこし苦労と胸をなでおろし、帰り際玄関で靴を履くと祖母は言った。「ところであなたはどちらさんですか」。悲しみに衝撃を受けた瞬間だった。自分ら孫が実家を離れ、話し相手がいなくなったことも原因だったのではと悲しげに振り返る。「だからこそ家族の近くで、ホームでの楽しい老後を過ごしてほしいのです」
▽…日大経済学部卒業後、大学病院に就職。スキルアップをと医療法人や社会福祉法人の立上げ、有料老人ホーム運営に携わってきた。そんな働き盛りの時、父が倒れた。「最期の親孝行になるかもしれない」。実家に戻り、地元Jリーグのチームにおいて経営企画を担当しつつ、介護予防事業に貢献するも「仕事と両立では、本当はしたい介護も仕事も、諦める部分が出てくる。家庭のように親身な施設を探しました」。復職後の現在、市内東海岸南のネオ・サミット茅ヶ崎で副館長を務めている。「今は”ホーム”湘南ベルマーレ。J1復帰のエールを送ります」
▽…「生まれ育ちの山形県寒河江市は寒川町と姉妹都市。湘南方面には親近感があります」と笑顔。ニッコリと「中学の時コンサートに行きました」と話すサザンオールスターズのライブを、昨年は施設屋上から入居者と聴いたという。大学校舎も藤沢にあり、恩師や友人も多く、武道で鍛えた精神で礼儀正しい。「趣味はスポーツ観戦」。施設内に駅伝ブースを設け、1月2日は入居者と共に134号線沿いで声援を送った。「介護は『快』護。人生の先輩で私たちが恩返しする高齢者は『幸』齢者。これが普遍的な表記と思っています」と語る眼差しの向こうには、大好きだった祖父母に似たホーム入居者の笑顔があった。
介護用品など多数展示
最新器具も無料体験可能
最先端介護用品の展示・体験会「おもてなし介護器具展〜茅ヶ崎で海と青空を感じて〜」が2月27日(木)に開催される。会場はネオ・サミット茅ヶ崎ケアレジデンス(東海岸南4の3の3)1F多目的広場で、午前10時から午後4時まで。入場自由、無料(申し込み制)。
本展示では、実際に施設で利用されている介護器具や自宅でも使用可能な小型用具、注目の最新機器まで多くの展示と個別説明・体験会=茅ヶ崎万葉人で紹介が担当者=を予定。さらに会場では、今まで同施設で行われた餅付きや小旅行イベントの展示会も併催される。
詳細・申込は、同施設【フリーダイヤル】0120・72・3310へ。
介護用品など多数展示最新器具も無料体験可能
大和ハウスライフサポート株式会社 ネオ・サミット茅ヶ崎
神奈川県茅ヶ崎市東海岸南4-3-3
TEL:0120-72-3310
|
|
|
|
|
|
|
<PR>