このほど茅ヶ崎市文化資料館(中海岸2の2の18)が市内堤に移転整備されることが発表された。これは市の公共施設整備再編計画に基づくもので、耐震性にも課題があると判断され、事業計画が早まった背景がある。
海側から北部へ
移転先となるのは、堤3803外35筆で面積は6875平方メートル。大岡越前通りに面し、周辺には浄見寺などの寺社仏閣や市指定重要文化財の旧和田家・旧三橋家、堤貝塚、十二天古墳群、下寺尾遺跡群をはじめとする様々な文化的資料や、市民の森、駒寄川、清水谷などの自然にも囲まれた場所での整備となる。
「博物館」登録申請も
2014年度から有識者や市内団体などの各方面で意見を募る検討会議が設置され、その中で基本計画が策定される。2016年度からは基本・実施設計が始まり、2018年度には建設工事着工、2019年度に新館オープン予定。用地は2017年度末までに取得を目指しているとのこと。
新館は国の博物館法に則った「博物館」として登録申請も計画されている。その第一段階スケジュールとして現文化資料館の館長職が2014年4月1日付け(予定)で任命される。
担当の市社会教育課は「市の南部である海岸側に位置する現資料館の良さを引き継ぎ、多分野で市民の皆様に親しまれる新館設立をと思っています」と話している。
文化資料館移転整備についての詳細・問い合わせは、同課【電話】0467・82・1111へ。
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