ポーランドで個展 浜之郷の松永光鳳さん
松苑書道研究会の松永光鳳会長(62)=市内浜之郷在住=が、7月4日(金)から27日(日)までポーランド共和国クラクフにある「日本美術技術博物館Manggha」で個展を開催する。
同美術館20周年の記念イベントの一環として行われるもので、松永さんにとっては初の海外での個展。2年前に知人の紹介で同館を訪れ、書を披露したのがきっかけで今回の個展が実現した。今回の個展には2年間掛けて準備した新作を含めた作品約40点を用意。屏風、掛け軸、扇子、巻子、百人一首など大小さまざまな作品が展示される。
会場では作品展示のほか、前回行った実際に文字を書くデモンストレーションも行う予定だという。「母国語の文字を美術化する国は世界でも珍しい。日本文化の書道の美しさを現地の人に伝えられれば」と松永さん。同館は募金や両国政府の援助で実現され、浮世絵をはじめとした日本美術の展示など両国間の文化交流拠点となっている。
書道に半世紀
松永さんと書道との出会いは11歳の時。母親の勧めで市内の書道教室に通ったのがきっかけ。以来書道に携わり、現在茅ヶ崎市書道協会の会長などを歴任している
|
|
|
|
|
|
|
<PR>