茅ヶ崎市では現在、若年層の政治意識や選挙への関心を高めてもらおうと「『未来茅ヶ崎市』政策コンテスト」を開催している。これは市が今年初めて実施し、テーマ「もし自分が市長だったら」のもと、30年後のビジョンと政策、予算を考え、チーム対抗で競い合う。
今年春に募集を行った市内外の大学生など8グループ(内訳:男性22人、女性8人)が参加しており、8月末までの2カ月間でコンテストに取り組んでいる。
7月12日には市役所でオリエンテーションを実施。市職員から市の計画や財政、選挙の状況を学び参加者は政策作りを開始した。
今後は、8月10日(日)に中間報告会が行われ、政策・予算案に対し市職員からの指導・助言を受ける予定。また8月30日(土)にはコンテスト予選を行い、参加チームの相互投票で優秀案を決定。翌31日(日)には決勝を行い、観覧者の投票で最優秀案を決定する。ゲストからの講評後に最優秀チームとディスカッションを行う。服部信明茅ヶ崎市長、NHK解説主幹、文教大学教授がゲスト参加する予定だ。
市選挙管理委員会事務局では「次世代を担う『若者らしい斬新かつ現実性を備えた夢』を競い合ってもらいたいです。良い政策が出てくれば、今後の参考にもしていきたい」と話す。同事務局によると、昨年7月の参院選の投票率が市全体で54・37%。主な地域での年齢別調査では、25〜29歳がこれを18・40ポイント下回り、最低だったという。
8月31日(日)の決勝は、誰でも自由に観覧できる(申込不要)。会場は市役所分庁舎6階コミュニティホールで、時間は午後2時から5時50分まで(予定)。問い合わせは同事務局【電話】0467・82・1111へ。
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