提案されたイメージ図
茅ヶ崎市は９月９日、（仮称）柳島スポーツ公園整備事業の事業者が亀井工業ホールディングスグループに決定したことを発表した。落札金額は税込74億８７５８万４４１６円。
同事業は市内初となる、民間の資金や経営能力を活用して公共施設の運営を行う「ＰＦＩ事業」として進められ、総合評価一般入札による事業者選定には３グループが応募。同グループは提案評価で50・42点を獲得し、入札価格評価を合わせた総合評価で最高点となる79・27点を得た。審査講評では同グループの提案を「地域社会との連携による地域活性化に向けた熱意あふれる取り組みを高く評価した」としている。計画施設は運動施設（総合競技場、テニスコート、ジョギングコース）、建築施設、公園施設、自由提案施設（レストラン、スタジオ、サイクルステーション、コンディショニングセンター）。
同グループは亀井工業ホールディングス（株）が代表企業。構成員はパシフィックコンサルタンツ（株）横浜事務所、亀井工業（株）、湘南造園（株）、ＮＰＯ法人湘南ベルマーレスポーツクラブ、茅ヶ崎建物管理協同組合、（株）やまなか園建設、ＮＰＯ法人パームインターナショナル湘南、グローバルキッチン（株）の計９者で、建設、維持管理、運営などの業務を担当する。市担当課は「市民に広く使って頂ける施設整備を目指します」と話す。今後は12月中旬に事業契約の締結を行い、設計・建設に着手。２０１８年３月25日の開園を目指している。
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