錦織圭選手が4大大会で日本人初の準優勝を果たしたことが記憶に新しいテニスの全米オープン。その快挙を支えた一人が、テニスラケットのガット張り職人「ストリンガー」の細谷理さん(44)だ。「これまでも錦織選手のプレーを見守ってきたので、本当に嬉しい」と笑顔を見せる。
普段はサザン通り(中海岸)のテニスショップ「オンコートラケット」の店主を務めながら、国際大会に出向きプロ選手のラケットをサポートしている細谷さん。今大会ではオフィシャルストリンガーとして「日本人同士コミュニケーションを取りやすいということで、錦織選手ら日本人選手のガットを主に張り替えました」。元々は準決勝前に帰国する予定だったが、錦織選手が勝ち進むのを受け、急遽滞在日程を延長。決勝などでは「緊張感漂う試合中のセンターコートにラケットを届け、足が震えましたね」と振り返る。
次の舞台は9月29日(月)開幕の楽天ジャパンオープン。もちろん錦織選手を担当する予定で「彼はもっともっと飛躍できる選手。試合で全力を出せるように、これからもストリングで応えていきます」と意気込でいる。
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