時代の変化をしっかりと受け止めさらなる飛躍を目指すための取組 〜茅ヶ崎の未来を創る3つの最重点事項〜
平成15年に市長に就任して以来、子どもの幸せを願い、市民の皆さまが安全・安心に暮らせるまちづくりを目指して、持続的に発展でき、現在の魅力ある社会資源・地域資源を十分に活かしたまちづくりを進めてきました。
今、国や県の大きな状況の変化等によって本市における新たな視点からの取り組みが始まっています。具体的には、【1】地方自治法の改正による新中核市制度の導入など地方分権の進展、【2】茅ヶ崎の海浜部の活用を総合的に進める機会などの創出、【3】豊かな長寿社会に向けたまちづくりの基本方針の早期の実現への始動等。この好機をとらえ、スピード感を持って対応していくため、市政に継続性が必要と思います。将来に向けた私の考えを述べます。
豊かな長寿社会に向けた まちづくり
平成27年2月に策定した「豊かな長寿社会に向けたまちづくり基本方針」の早期実現に向けて、スピード感を持って取り組みます。
▽高齢者が長年培った豊かな経験や知識・技能を発揮し、健康で生きがいをもって地域社会に貢献できるような仕組みを創出。
▽持続可能なまちづくりを進めるため若年層や子育て層が暮らしやすいまちづくりを推進。
▽在宅医療、介護等の必要なケアや生活支援サービスの充実により、住み慣れた環境で安心して暮らす事のできるまちづくりを推進。
▽事業の効果的な推進にむけ、高齢者人口の多い地区をモデル地区として試行実施。その後、全市的な展開を図る。モデル地区に関連する事業の連携を図るための拠点を整備。
茅ヶ崎の地域資源を活かしたまちづくり
地域資源を活用した新しい価値の創造により、地域活性化を図ります。
▽本市の顔である海浜部を一体のものとして捉え、活用を推進。さがみ縦貫道路の全線開通、国による『重点「道の駅」候補』として選定、旧西浜駐車場等サザンビーチ周辺の整備、さらには茅ヶ崎ゴルフ場の活用策の検討等、本市の大切な顔である海浜部分で新たな対応を進めることが必要。
▽国指定史跡となった下寺尾官衙遺跡群の保存と活用のため、史跡公園として整備。
▽ホノルルとの姉妹都市関係を活用し、文化・教育産業などの各分野の交流を通じた魅力あるまちづくりを推進。
平成30年4月を目標とした中核市への移行準備
中核市の指定要件に関する地方自治法の改正に即応し、中核市になることで、地域のことは地域で決められる領域を拡大し、市民により近い視点で市民ニーズに応じたきめ細かな市民サービスを提供していきます。
▽保健所移管によって市民の健康づくりを一元的・包括的に推進。
▽教育に関する権限が強化されることを活かし、柔軟かつきめ細かな対応を推進。
▽周辺市町との広域連携の中核を担い、市民サービスの向上を図る。
▽事務の効率化及び市民参加機会の拡大による個性豊かなまちづくりを推進。
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