茅ヶ崎市では犬の登録時に交付する「鑑札」と、狂犬病の予防注射を接種したことを証明する「注射済票」のデザインを一新し、4月から交付を始めた。
鑑札と注射済票は法律で飼い犬に装着することが義務付けられている。今回のデザイン変更は装着率の向上を目的に行ったもので、茅ヶ崎市では初の試み。
人気投票で決定
鑑札は従来の楕円形から犬の形になり、色も「茅ヶ崎の海」をイメージした青に変更された。デザインは、昨年4月に市内30カ所で実施された狂犬病予防定期集合注射の会場で行った意見投票で、総投票数1582票のうち最多の781票を獲得したものを採用した。
注射済票については形状の変更はなかったものの、鑑札の投票で2番目に人気があった「えぼし麻呂」のイラストを採用した。鑑札や注射済票に「ゆるキャラ」を採用する動きは他の自治体でも見られ、海老名市でも今年度交付分から「えび〜にゃ」のデザインを使用している。21日に狂犬病予防定期集合注射の会場を訪れた親子は「可愛らしくて良い」と話し、新デザインはおおむね好評のようだ。
鑑札は生涯有効で、既存の鑑札も引き続き使用できる。旧デザインの鑑札を持つ希望者には、6月から8月末までの期間に市環境保全課で無料交換を実施。なお注射済票は毎年度更新。
茅ヶ崎市内の犬の登録頭数は、4月20日現在で1万4615頭。
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
21日午後から交通規制4月19日 |
|
<PR>