7月17日に埼玉県内で開催された「第44回消防救助技術関東地区指導会」で、茅ヶ崎市消防本部から出場した8人の隊員が優秀な成績を収め、全国大会への出場を決めた。
救助技術の高度化に必要な基本的要素を練磨することを通じて、消防救助活動に不可欠な体力、精神力、技術力を養うことなどを目的に行われる同大会。
茅ヶ崎市は陸上の部から「障害突破」、水上の部から「基本泳法」「溺者搬送」「溺者救助」「複合検索」の5種目に12人が出場。陸上の部「障害突破」で26組中5位、水上の部「複合検索」で22組中9位、「溺者搬送」で13組中3位となり全国大会出場を決めた。また基本泳法は15位、溺者救助は6位といずれも入賞し健闘するも、全国出場へは一歩及ばなかった。
「障害突破」は、5人1組が協力し「乗り越える」「登る」「渡る」「濃煙を通過する」「降下する」動作で障害を突破する、災害現場のさまざまな障害を想定した訓練。同消防本部から三戸裕明隊員、伊藤大輔隊員、田村徹士隊員、武富孝至隊員、福島康介隊員が出場し5位となった。
また水上の部では、スノーケリングで障害物を突破しながら水中のリングを引き上げる、行方不明者の捜索を想定した「複合検索」で新倉浩志隊員が9位に。2人1組で20m先の要救助者のあごをつかみ、髪を引っ張り救助する「溺者搬送」では内田有哉隊員、末角優輝隊員のチームが3位になった。
3度目の全国大会出場となる末角隊員は「茅ヶ崎の名を背負っての出場になる。全国大会では恥ずかしいことがないようにがんばりたい」と意気込む。
全国大会は8月29日(土)、兵庫県神戸市内の会場で全国9地区、767消防本部から約1000人が参加して行われる。
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