茅ヶ崎市総体バドミントン大会が7月19日に総合体育館で行われ、男子シングルスの部で川野秀敏さん(43)=東海岸北在住=が優勝した。同種目では1993年から2007年までの15連覇と11年、12年の優勝に続いて自身18回目の栄冠を勝ち取った。川野さんは「優勝を狙っていました。今回は、小1の三女に初めて優勝した姿を見せられたのが嬉しい」と父親の顔をのぞかせつつも「今大会は若く強い選手の台頭があった。それでも1ポイントにかける集中力は、経験を重ねた自分の方が強いと感じた」と勝負を振り返る姿は真剣そのものだ。
普段は浜須賀小の教員として教壇に立つ川野さん。週2回の練習のほか、毎日走って通勤し、近隣市への出張は自転車で移動するなど体力の維持を図り、ストイックに練習を重ねた結果が、18回目の優勝という記録に繋がった。「歳を重ねると、少しでも気を抜いたら弱くなってしまう。今以上の努力をして来年に繋げたい」と先を見据えている。
ダブルスでは勢いのある加藤さんをサポート
また、川野さんは同大会男子ダブルスの部でも優勝を果たした。「ダブルスでの優勝は10回目になると思います」と話す川野さんが、今回ペアを組んだのは加藤厳太さん(28)=横浜市在住。加藤さんは、今年5月から川野さんが務める浜須賀小で事務職員として勤務。加藤さんがバドミントン経験者と知ったのは、大会2カ月前だったが「出場してみないか」と川野さんが声をかけペアが誕生。2人で合わせた練習は2回というが、大会では息の合ったプレーで優勝を掴みとった。加藤さんは「緊張しましたが、試合に入ると楽しみながら力を出し切ることができました」と振り返り、川野さんは「ダブルスでは、加藤さんの持ち味である勢いのあるプレーを生かすことを心掛け、結果が付いてきて良かった」と話した。
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