日本の宇宙開発の幕開けといえる初のロケット火薬実験が茅ヶ崎で行われていたことを後世に残そうと、日本初ロケット火薬実験の地記念碑建立実行委員会が設置を進めていた碑が完成し、ちがさき宇宙記念日でもある8月9日に茅ヶ崎海岸ヘッドランドイベントデッキで除幕式が行われた。
当日は服部信明茅ヶ崎市長をはじめ、山口利通茅ヶ崎商工会議所会頭、河野太郎衆議院議員、JAXAの的川泰宣名誉教授ら多数の来賓が出席。同実行委員会の前川義憲委員長が記念碑完成の報告を行うと、デッキに集った出席者から大きな拍手が贈られた。また、服部市長をはじめ、的川名誉教授や河野議員らからも次々とお祝いの言葉が贈られた。会場ではかつてこの地に住み、火薬実験が行われていたことの証言者でもある加山雄三さんからのビデオメッセージも披露された。
ヘッドランドのほか、汐見台ウッドデッキにも建てられこの記念碑。高さ1・5mの2基の記念碑の上部に設けられた銘板には、1934(昭和9)年に日本で最初のロケットの打ち上げ(火薬実験)が茅ヶ崎海岸で行われ、以後太平洋戦争が終わるまで続けられたことが綴られている。記念碑の横には宇宙やロケットを連想させる流木のベンチも設置されている。
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