突然の災害には日頃からの対策が「減災」につながる備えになる―。
茅ヶ崎市では2014年から定期的に「自主防災組織活動マニュアル作成研修会」を開催している。
これは市内各地に防災体制の強化を呼びかけ、地域特性を反映したマニュアルを作成することで、災害時の協力や救助、避難を円滑に行える体制を整えようと行われてきたもの。
現在、自治会など137組織でこの取り組みが行われており、市では各地域に適した防災活動を平時に周知し、情報共有を図っている。
現段階でマニュアルが完成しているのは一部地域に留まっているが、市内南部のクラスター火災地域など、地域ごとに災害時の事態が一様ではないため、各自主防災組織が足並みを揃えてマニュアルを作成するのは難しい。
市は8月から9月に行う研修会で現状のマニュアルを活用した訓練の実施を呼びかけ、さらなるマニュアルの強化につなげる方針だ。市防災対策課担当は「実践的な訓練を行うことで、改善点などをマニュアルに反映させ、より防災力の高いマニュアル作成の促進を図ります」と話している。
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