神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎版 公開:2015年9月18日 エリアトップへ

介護ロボットが活躍中 「湘南くすの木」で試験導入

社会

公開:2015年9月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
HALを使って介護にあたる職員
HALを使って介護にあたる職員

 茅ヶ崎市松林の特別養護老人ホーム「湘南くすの木(社会福祉法人松宝苑)」で現在3台のロボットスーツ「HAL」介護支援用・腰タイプ(サイバーダイン(株)製)が試験導入されている。これは、介護現場の離職の要因の一つとなっている腰痛の防止など、職員の身体的な負担軽減を図るとともに、神奈川県「職場処遇改善コンサルティング支援事業」の一環としてヘルスケアロボットの普及を目指すもの。 

 県が国の緊急雇用創出事業臨時特例交付金を活用し、6月から県内30施設にロボットを3台ずつ順次導入しており、今年度末まで検証が行われる。

 HAL本体の重量は約3kg。人が動こうとする際に脳から発せられる微弱な生体電位信号を皮膚表面に取りつけたセンサーが感知。コンピュータ制御によって稼働し、使用者の動作をアシストする。

作業効率も向上

 同施設では現在HALの使用方法などの研修を終えた10人ほどの職員が交代で使用し、介護にあたっているという。

 HALを使用する職員の内藤真理さんは「リネン交換など中腰の姿勢が多いが、HALを使うと低い姿勢を維持できるのでありがたい。一つひとつの介護や作業時間なども短縮できる」と話した。

 また同施設の山本隆史施設長は「介護は体が基本。職員の負担が軽減すれば、定着率もあがり、何より利用者様に良いサービスができるはず」と介護ロボットの普及に期待を寄せていた。

 今後は同社がデータを収集するとともに、入浴介助などに求められる「防水」機能の追加など、現場の意見を集約し、機能強化などに反映させていく。

茅ヶ崎版のローカルニュース最新6

子ども250人を無料招待

劇団かかし座

子ども250人を無料招待

『長靴をはいたねこ』

4月19日

健康を自覚すれば健康に?

健康を自覚すれば健康に?

そよらで講話と測定会

4月19日

「音楽やりたい」をサポート

「音楽やりたい」をサポート

有限会社長谷川楽器店長谷川徹さん(56)

4月19日

「本当の価値」提供したい

「本当の価値」提供したい

株式会社グローブ企画中川信義さん(54)

4月19日

春の時代絵巻 盛大に

春の時代絵巻 盛大に

奴頭は田中ことみさん

4月19日

21日午後から交通規制

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 11月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

大岡越前縁の寺で祭

【Web限定記事】

大岡越前縁の寺で祭 文化茅ヶ崎市

4月20日 「浄見寺まつり」

4月16日~4月20日

茅ヶ崎版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

茅ヶ崎版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook