神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎版 公開:2015年10月30日 エリアトップへ

50周年記念式典を11月13日(金)に開催する「茅ヶ崎市老人クラブ連合会」の会長を務める 藤野 正次さん 矢畑在住 86歳

公開:2015年10月30日

  • X
  • LINE
  • hatena

責任感の強さで人を魅了

 ○…60歳以上が加入し、セカンドライフを健全で豊かなものにしようと、レクリエーションやボランティアなどを行う老人クラブ。現在茅ヶ崎市内で95団体、約4500人が加入し、その連合組織「茅ヶ崎市老人クラブ連合会」の創立50周年記念大会が11月13日(金)に市民文化会館で開催される。「色々な人と知り合え、生きがいや健康に繋がるのが魅力。是非加入して欲しい」と力を込める。

 ○…70歳で勤めていた会社を退職。すると翌年自治会長から老人クラブの立ち上げを依頼され、1年かけて「TBS遊ゆう会」を立ち上げた。「メンバーを50人集めなければならなくて苦労した。これからのんびりしようと思っていたのに」。責任感の強さが人を惹きつける。クラブでは歌声教室やグラウンドゴルフなどのイベントだけでなく、高齢者や児童の見守り、公園掃除など住みよい街づくりのために皆で汗をかく。

 ○…生まれは栃木県足利市。野球部の主将として甲子園を目指した。しかし県大会の決勝戦で右腕を骨折。チームは敗れ甲子園の夢は断たれた。卒業後、早稲田大学へ進学。「野球をやるなら学費は出さない」と父。「仕方がないので会社で続けました」と目を細める。卒業後は工作機械メーカーを経てレジメーカーに就職。社外との関わりが多い購買課を歩んできたこともあり最後の2年は人員整理の責任者に。「後から行くから」。仲間の受け入れ先探しに奔走し、ほどなくして自身も退社。すると受け入れ先の一つから声が掛かかり53歳で入社。その後退職の引き止めもあり、70歳まで現役を全うした。

 ○…現在妻と2人暮らし。月に1、2度は二人で食事に出かける愛妻家だ。「妻の存在は大きい。妻の理解があってこそ会長職ができる」と感謝を忘れない。今年の目標は会員増と2クラブ新設。「内助の功」を受けながらまずは記念大会を成功へと導き、次の50年の足掛かりを作る。

茅ヶ崎版の人物風土記最新6

奈良 英俊さん

3月19日付けで茅ケ崎警察署長に就任した

奈良 英俊さん

茅ヶ崎市在勤 57歳

4月19日

柴田 智美さん

「星空のスカート」を制作して環境問題を訴える

柴田 智美さん

浜之郷在住

4月12日

黒木 ちひろさん

茅ヶ崎市民文化会館で5月6日、初のホール公演を行う

黒木 ちひろさん

茅ヶ崎市内在住

4月5日

櫻井 貴基さん

第六天神社のほか、市内6神社の宮司に就任した

櫻井 貴基さん

十間坂在住 55歳

3月29日

松浦 治美さん

(公財)かながわ海岸美化財団の代表理事を務める

松浦 治美さん

藤沢市在住 66歳

3月22日

田嶋 小梅さん

茅ヶ崎公園をモデルに「防災機能と居場所」が融合する空間をデザインした

田嶋 小梅さん

松風台在住 23歳

3月15日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 11月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

茅ヶ崎版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook