エアロビック競技の全日本選手権大会「スズキジャパンカップ2015」が、11月1日に東京都の大田区総合体育館で開催された。
湘南茅ヶ崎A.G.C.(市内ひばりが丘)所属の上田真穂選手(23)と北翔大学所属の是枝亮選手(22)ペアがミックス・ペア部門で準優勝し「スズキワールドカップ2016」と「FIG世界選手権大会2016」の日本代表入りが内定。11〜13歳が出場するユース1男子シングル部門でも同クラブの今村一歩選手(12)が優勝し、スズキワールドカップ2016ユースの部の日本代表入りが内定した。上田選手は女子シングル部門でも銅メダルを獲得している。
湘南から世界に挑む
スズキジャパンカップ2015には、日本全国から17歳以上が出場する「シニアの部」(4部門)に延べ70人、「ユースの部」(6部門)に延べ92人の計162人が出場した。
母親の影響で幼い頃からエアロビックに携わり9歳から本格的に競技を始めた上田選手は、全日本学生選手権(インカレ)で史上初の4連覇を達成するなど華々しい成績を収めてきた湘南茅ヶ崎A・G・C・のエース。「いま自分がもっているものは出せた」と今大会を振り返り「シングルの日本代表を決める11月29日の大会でも優勝し、ペアと両方で日本代表を目指したい。世界選手権では1つでも上の順位を狙い、世界で戦える選手に成長したい」と意気込みを語った。
座間市から練習に通う今村選手も「日本の代表として予選を勝ち上がり、決勝に出て自分のベストの演技をしたい」と気合を入れる。
同大会シングル部門で史上初の6連覇を達成し、現在同クラブでヘッドコーチを務める武内麻美さんは「今シーズンで技術・演技の完成度を高めて、大会で自分の納得できる演技を披露してほしい」と期待する。
次世代も育成中
ジャパンカップでは、同クラブの他の選手も活躍した。シニアの部・トリオ部門では小松田葵選手(24・寒川町)、木津早耶子選手(21)、岸名あゆみ選手(21)のトリオが7位。14〜16歳のユース2トリオ部門で鈴木風菜選手(14・寒川町)、今村奈子選手(14)、上坂万桜選手(14)トリオが5位と健闘した。東日本地区大会でも3位に入賞し今後の活躍が期待される鈴木選手は「今回の反省点を生かして1月のジュニアオリンピックカップでは良い演技を披露したい」と話した。
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