「茅ヶ崎の誇りを持って戦う」と意気込む山岸さん
山岸将也さん（23）＝茅ヶ崎市萩園在住＝が「２０１６ミスター・ジャパン」コンテストのファイナリスト11人に選ばれた。神奈川代表として、２０１６年３月１日に東京で行われる日本大会に出場し日本一を目指す。
このコンテストは「ミス・ユニバース・ジャパン」の男性版コンペティション。外見だけでなく、知性や表現力に優れた日本を代表する男性の発掘を目的としており、今年で４回目となる。
12月10日に行われた発表会見で、カメラのフラッシュを浴び緊張したという山岸さんは「まさかファイナリストに選ばれるとは思っていなかったので嬉しい」と話す。応募のきっかけは、大学在学中に銀座のファッションブランドショップからスカウトされアルバイトをした経験や、昨年からモデル活動を行っていたこと。書類審査を通過し11月中旬から行われた面接などの審査では、１８２cmの身長だけでなく水泳で鍛えてきた肉体を披露。さらに、スポーツクラブのアルバイトで様々な人と接する中で培った表現力やコミュニケーション力もアピールした。
市内に生まれ、祖父の勧めで幼い頃から林水泳教室（若松町）に通った山岸さん。武相中３年時には日本ジュニア３位の成績を残したが「世界を目指すには自分にはどうしても越えられない壁があると知った」と挫折を味わった。それでも湘南工科大附属高、順天堂大でも水泳を続け「リレー種目の方が良いタイムが出ました」とチームに貢献。現在はハヤシスポーツクラブとパルバル湘南スポーツクラブでアルバイトをしながら「役者などの可能性も視野に入れて、認められる存在になりたい」という目標を掲げ活動している。
今後山岸さんを含む11人のファイナリストは、ダンスやモデルウォーキングのレッスンを行い３月の舞台に挑む。「やるからには『日本一』になりたい。生まれ育った茅ヶ崎の誇りを持って戦います」と意気込んだ。
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