2019年度中に柳島向河原付近にオープンが予定されている道の駅「(仮称)サザン茅ヶ崎」に関する市民説明会が2月10日、市役所分庁舎6階コミュニティホールで開催された。
市は2015年に全線開通したさがみ縦貫道路など新たな交通網の整備を経済発展や産業振興につなげようと、2014年度から道の駅整備に向けた候補地選定などに着手。この日は市が作成した「道の駅基本計画(素案)」にもとづき、24時間無料で利用できる駐車場やトイレの設置、道路や地域情報の提供、飲食・物産販売やイベントなどを行う交流スペースなど「休憩」「情報発信」「地域連携」の道の駅としての3つの基本機能を備えた施設になることを説明した。
ほかにもコンセプトに設定した「ALOHA湘南初!茅ヶ崎発!潮風薫る”ちがさき愛”いっぱいの交流拠点」や、施設計画、概算事業費(約25億円)、年間来場者見込み数(141万人)、施設の整備予定面積(1万7000平方メートル)などを説明した。また質疑応答では「利益は見込めるのか」「特長はどのように出すか」「津波や24時間開放する駐車場の騒音や防犯対策は大丈夫か」などさまざまな意見が寄せられていた。
整備は県と一体
道の駅は市町村長からの登録申請により国土交通省が登録を行う。全国に約1000カ所(2015年11月5日現在)あり、神奈川県内には3カ所整備されている。整備方法には道路管理者と市町村長などで整備する一体型と、市町村で全て整備する単独型があり、茅ヶ崎市は神奈川県との一体型で整備を進める。
また現在市では2月24日(水)まで道の駅整備に対するパブリックコメントを募集している。
問い合わせは市産業振興課道の駅担当【電話】0467・82・1111へ。
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