北陵高の中村さん（左）、鶴嶺高の五十嵐さん（右）
６月17日（金）から東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場で行われる「関東高校陸上競技大会（インターハイ関東予選）」に、市内の高校から鶴嶺高校３年の五十嵐音羽（おとは）さん（17）と、茅ケ崎北陵高校３年の中村美紅（みく）さん（17）が出場する。
女子８００ｍ五十嵐さん
五十嵐さんは、５月に行われた県予選で女子８００ｍ１位の成績を収め関東へ進む。「８００ｍはスタミナとスピードが必要で独特な緊張感が魅力」と話す五十嵐さんは、中１でジュニアオリンピック出場、昨年夏にはインターハイ出場を果たすなど着実にステップアップしてきた。
昨年12月に足のけがで一カ月半練習を離れたが遅れを取り戻し、オフには山やジムでも練習を重ねている。顧問の中山雅浩教諭（54）は「１６８ｃｍの長身を生かし圧倒的なスピードで足首も強い。全国への切符を掴んでほしい」とエールを送り、五十嵐さんは「確実に勝ちインターハイに進み入賞したい」と話した。
女子４００ｍ中村さん
一方、中村さんは県予選で女子４００ｍ３位入賞を果たし、関東への切符を手にしたが「県の決勝では納得いく走りができなかった」と悔しさをにじませる。中学から陸上を始めた中村さんは、昨年秋の県新人戦で４位に入るなど頭角を現し始め、現在は部長も務めている。顧問の銭谷亨総括教諭（54）は「きつい練習でもいつも笑顔で取り組んでいる。関東では混戦が予想されるので、今までやってきたことを信じて」と話し、中村さんは「レース後半に仕掛けインターハイに進む走りをしたい。自己ベストも更新したい」と意気込む。
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