あいさつをする田中理事長
湘南地域の文化・芸術の発展に寄与することを目的に設立され、昨年20周年を迎えた「湘南舞台芸術振興協会」の２０１６年度総会がこのほど、茅ヶ崎駅南口にあるルシュマンデザール（乃羽バレエスクール３階）で開かれた。
当日は服部信明茅ヶ崎市長ら多数の来賓が出席。乃羽ひとみ会長代行の開会で始まった総会では、議題となった２０１５年度事業報告及び会計報告、２０１６年度事業計画及び収支予算がそれぞれ満場一致で承認された。
さらに組織改正・役員改正も議題として諮られ、これまで20年以上にわたって協会をけん引してきた伊藤留治、亀井文夫、大村日出雄の３氏が顧問に就任し、新たに田中賢三氏を理事長に迎える体制変更も承認された。
新体制のもと、新たな船出となった同協会で理事長に就任した田中氏は「これまで築き上げてきた歴史を踏まえ、文化的に素晴らしい街にするためにさらに努力していきたい。そのためには会員の方の力がぜひ必要になります。さらなる協力をお願いしたい」とあいさつ。会場から大きな拍手が贈られた。
またこの総会は、川上貞奴没後70年・山田耕筰生誕１３０周年を記念し、10月まで開催される「２０１６音貞オッペケ祭」のこけら落としイベントともなっており、乃羽バレエ団による演技や小川稔茅ヶ崎市美術館長の講演も行われた。
新体制となった同協会の役員などは以下の通り。
○顧問／伊藤留治、亀井文夫、大村日出雄 ○相談役／河野太郎、服部信明 ○理事長／田中賢三 ○常任理事会／乃羽ひとみ（兼理事長代理）、池田雄二郎（兼会計監査）、松宮剛、山口洋一郎、田中興一 ○会計／神戸幸男 ○事務局／山口佳子 ○理事／佐藤光、小川稔、所澤保孝、清水亨、名倉淑子、稲岡輝雄、岩澤裕、加藤順一、渋谷慎一郎、三宅信義、河本啓伸、小杉道子、横森柾樹、塚原純 ○芸術家の会／清瀬千鶴子、津下歌代美、楠山裕子、鹿児島智子、乃羽ひとみ（敬称略）
乃羽バレエ団の演技も
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