梅田小学校6年生の山本幸実(こうみ)さんが、7月9日に平塚市のShonanBMWスタジアム平塚で開催された「全国小学生陸上競技交流大会神奈川県予選会」の6年女子100mで優勝し、2年連続で全国大会への出場を決めた。
山本さんは、茅ヶ崎の小学生陸上教室「ちがさきリトル」(菅原睦雄監督)に所属。2年前に入会して、本格的に陸上を始めた。女子100mでは4年生秋の記録会で1位、5年生で県代表の座を勝ち取り全国大会へ出場するなど、着実に実力を発揮してきた。菅原監督は「この2年間で動きも自然と陸上選手らしくなり、まだ成長するだろうと感じさせる強いオーラを持っている。これからが楽しみな選手」と期待を寄せる。
目標は「昨年超え」
今大会の6年女子100mには県内から62人が出場し、予選を勝ち上がった8人が決勝レースで優勝を争った。山本さんはスタート直後こそ3番手に甘んじたものの、後半から追い上げる得意の走法で、前を走る2人を抜き去り一気にゴール。2位と0・22秒差をつける14秒13で全国への切符を手にした。
開会前、昨年の全国大会に同じ県代表として出場した他チームの選手たちと再会し「お互いに頑張ろうね」と励まし合ったという山本さん。「また全国に行くことができて本当にうれしい。前回は準決勝止まり(ベスト16)だったので、今回はそれ以上を目指したい」と全国への意気込みを語った。
全国大会は8月20日(土)に横浜の日産スタジアムで開催。父親の謙一さん(41)は「ベストコンディションで大会に臨み、全力を尽くして頑張ってほしい」とエールを送る。
3人が銀メダル
県大会では山本さん以外にも、ちがさきリトルの3人が各競技で準優勝を獲得している。
銀メダルを手にしたのは、共通男子走り高跳びの吉村光輝君(松浪小6年)、共通女子走り高跳びの坂間茉奈さん(柳島小6年)、ジャベリックボールの杉原しずくさん(同6年)。3人は強い風雨にさらされる悪天候の中、いずれも普段の練習以上の好成績を出して入賞を果たした。
3人は全国大会への出場こそ叶わなかったものの、10月に開催される県大会に向けて「今回より上の記録を目指したい」(杉原さん)と、それぞれの目標を胸に練習に励んでいる。
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