茅ヶ崎市民文化会館で9月14日、「第4回ローカルファーストシンポジウム」が開催され、ほぼ満員となる400人が会場に詰めかけた。主催はローカルファースト研究会(淺野真澄代表)、神奈川県や茅ヶ崎市をはじめ、複数の企業が後援している。
ローカルファーストとは地産地消や地域活性など自らが住む地域を大切にするさまざまな価値観を創出しようというもの。淺野代表はこれまでの多彩な活動を紹介し「1日1ローカルファーストが茅ヶ崎で実現できればほんとに素敵なことだと思う」と語った。
当日は株式会社経営共創基盤代表取締役CEOなどを務め、「なぜローカル経済から日本は甦るのかGとLの経済成長戦略」などの著書で知られる冨山和彦氏を招き講演。グローバルとローカルの比較をデータに基づいてわかりやすく解説。地方の人口減少や少子高齢化など路線バスの利用者やバス事業の運転手不足など、需要と供給のバランスが崩れてきていることを指摘。ホテルなどのサービス業についても、「一発逆転を狙うのではなく、足元を見つめて緻密に密度を高めていくことが基本となる。地道に我慢強くできれば大丈夫」と自身の考えを述べた。
また、講演後には一般財団法人ローカルファースト財団の亀井信幸理事長をコーディネーターに、冨山氏、服部信明茅ヶ崎市長と公益社団法人茅ヶ崎青年会議所の岩澤あゆみ理事長を迎え、パネルディスカッションを開催。ローカルファーストに対する期待や意見などを述べあった。
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