茅ヶ崎市消防本部によると、今夏5月1日から秋分の日の9月22日までに茅ヶ崎市内で発生した「熱中症による救急搬送」は46件で、前年(50件)に比べわずかに減少。傷病者の6割は60歳以上だった。
今夏最初の熱中症による救急搬送は5月24日に発生。7月下旬からお盆前にかけて増加し、9月5日を最後に終息した。46件の内訳は5月に2件、6月に2件、7月に20件、8月に20件、9月に2件発生。
年齢別では全体の56%を60歳以上が占めたが、部活動などで激しい運動をする10代(22%)の数も少なくなかった。男女別では男性27人、女性19人と男性の割合が多く、発生箇所では屋外24件、屋内22件。傷病程度別では軽傷26件、中等症16件、重症4件で死者は出ていない。「炎天下の道路誘導警備中」「高温環境下の長時間工場作業中」「砂浜で日光浴をした後の帰宅中」などの発症事例があった。
最高気温は34・4℃
同本部がまとめている気象統計によると、今夏5月1日から9月22日までの145日間のうち、茅ヶ崎市内では「夏日」(日中の最高気温が25℃以上)が64日間あり、「真夏日」(同30℃以上)は32日間、昨夏1日だけあった「猛暑日」(同35℃以上)はなかった。今夏の最高気温は8月8日と8月10日に観測された34・4℃。
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