元ヤクルトの矢野選手が指導
茅ヶ崎市立浜之郷小学校（野上美津子校長）で10月19日、同校の４年生を対象に「茅ヶ崎子どもの体力向上プロジェクト」が開催された。
これは、走力やジャンプ力など子どもの運動能力を科学的に測定し、そのデータをもとに一人ひとりの能力に合わせたトレーニングを行うことで運動能力や運動への意欲の向上を目指そうというもの。
文部科学省が２０１３年度から実施している事業の一環で、市教育委員会、文教大学、一般社団法人スポーツパフォーマンス分析協会、ＮＰＯ法人日本トレーニング指導者協会が主催する同プロジェクト。今年度は同校と柳島小学校、浜須賀小学校が対象校に選ばれ、４回にわたってさまざまな測定が行われる。
今年度３回目の開催となったこの日は、元プロ野球ヤクルトスワローズの矢野和哉さんが講師として来校した。まず何も教えずにボールを投げさせ距離を測定。その後「投げる」ために必要な体の使い方、姿勢などを身振り手振りを交えて教え再度遠投を実施した。すると投げる動作を苦手にしていた複数の女子児童も距離を伸ばし、互いに結果の違いに驚いていた。
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