ギフトなどに贈られる冬の風物詩・シクラメンが今年もシーズンを迎えた。茅ヶ崎市内の花卉農家でも現在出荷作業を進めており、12月中旬頃までが最盛期となる。
市内でシクラメンを育てている花卉農家の一つ「横山花園」(中島1308/【電話】0467・82・6710)では、約1000平方メートルのビニルハウス内に赤、紫、白、ピンクなど色とりどりの花が咲き誇っている。「ベートーベン」「ファンタジア」など、花弁の形や色に特徴のある約50品種を育てており、今年は6000鉢が出荷されるという。
天候不順も「良い出来に」
園主の横山貞裕さん(51)は「今年は特に秋など天候不順に見舞われたが、土を工夫したのでここ数年の中で一番良い出来になった」と話し「ここ最近は寒くなってきたので、順調に花がしまってきて、より綺麗に仕上がった」と続ける。
同園では、小ぶりのガーデンシクラメンを10月中旬から、通常のシクラメンを11月20日から、主に世田谷区や大田区の市場に出荷している。また直売や宅配も行っており、ガーデンシクラメン(300円)から7号鉢サイズ(4500円)まで取り扱う。横山さんは「シクラメンを直売で購入する場合には実物を見ていただき、インスピレーションを受けた花を選ぶと気に入ると思う」と話した。
市内ではこのほか石坂園(浜之郷412/【電話】0467・86・2595)などで栽培されている。
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