神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎版 公開:2017年1月6日 エリアトップへ

県地球環境保全ポスター 鶴が台中 石井さんが最優秀 「地球の未来、良くなるように」

教育

公開:2017年1月6日

  • X
  • LINE
  • hatena
賞状と盾を手にする石井さん
賞状と盾を手にする石井さん

 鶴が台中学校(安西壽夫校長)3年生の石井里奈さん(15)が、このほど「平成28年度かながわ地球環境保全ポスターコンクール」の「中学生の部」で最優秀賞を受賞した。

 昨年、美術科の授業で様々なコンクールを紹介された中から、地球環境保全ポスターを選んだ石井さん。「絵を描くのは苦手。絵の具を使うのは1年に1回くらい」と話すが、一昨年に茅ヶ崎市の消防ポスターコンクールで銅賞を獲得し「シンプルな絵やポスターならできるかも」と思っていたそう。

 石井さんは元々運動好き。小学1年生の頃、兄とともに出場した「ちびっこマラソン」がきっかけで、小学校6年間は毎年運動会のリレー選手を務めた。そして鶴が台中では迷わず陸上部に入部。短距離走(100m)を専門とし、3年連続で県大会に出場したほか3年夏にはジュニアオリンピック出場も果たした。また1年生の時からリレーメンバーにも入り、昨年の秋に後輩へ引き継ぐまで陸上部女子の部長も務めた。その経験から「いつも大切に使っているバトン」のイメージや「部の伝統、自分の陸上経験を後輩へつなげて行かなきゃ」という想いをいつも抱いていた。

 そして、今回のポスターの構想を練る際に「バトン」「つなぐ」といったキーワードからアイデアが一気に浮かび、丸1日かけて作品を仕上げた。「地球の球体を描くのが難しかった」と話す石井さん。銀河や星はスパッタリングの技法を用いたほか、マスキングテープで文字部分の縁取りをしてから色を塗るなど工夫した。人の手に握られたバトンには、エコやリサイクルに関する様々なマークが細かく描かれている。

 「動物が好きなので、地球温暖化によってシロクマなどがいなくなってしまったらと考え、自分にもできることを伝えたかった」と作品に込めた思いを語る石井さん。「このポスターで訴えかけることで、少しでも未来の地球が良くなってほしい。高校でも陸上を続けたいと思っているので、その経験から得たものをポスターや美術にも生かしたい」と話した。

最優秀賞を受賞した作品
最優秀賞を受賞した作品

茅ヶ崎版のトップニュース最新6

市内2チーム 頂点に挑む

社会人女子バスケ

市内2チーム 頂点に挑む

TOTOとアステム湘南

3月15日

三田さんに文科大臣賞

松浪小6年生

三田さんに文科大臣賞

コロナ禍の「孤独」写真に

3月15日

能登地震後に相談急増

木造住宅耐震改修

能登地震後に相談急増

1、2月は従来の2倍超

3月8日

過去最大932.3億円に

市新年度一般会計

過去最大932.3億円に

子ども・子育て支援に注力

3月1日

「茅ヶ崎ライブ」の感動再び

「茅ヶ崎ライブ」の感動再び

特別上映会にファン歓喜

3月1日

市内から2件が認定

県なでしこブランド

市内から2件が認定

医療介護・環境面で評価

2月23日

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 11月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

茅ヶ崎版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook