柳島キャンプ場を運営する「NPO法人茅ヶ崎つなぐ海と森」(大芝秀樹代表)と茅ヶ崎市公園緑地課が共催した防災イベント「もしも柳島キャンプ場が避難所になったら」が、1月28日(土)から29日(日)にかけて柳島キャンプ場で開催される。
このイベントは市との協働推進事業の一環で、もしも災害が起こり、キャンプ場が避難所になった場合を想定し1日を過ごす市民を対象とした防災キャンプ。 2014年に初開催され今回で2回目。東日本大震災から5年以上が経過し、各地で自然災害が起きていることから、改めて防災意識を高めようと企画された。
今回は「避難所運営」を大きなテーマとし、より身近に体験してもらおうと「HUG(避難所運営ゲーム)」を初めて取り入れる。このゲームは、避難所運営を皆で考えるためのアプローチとして2007年に静岡県が開発したもので年齢や性別、国籍など、それぞれが抱える事情が書かれたカードに従い、避難所内で起こる課題にどう対応していくかを疑似体験する。
現実に起こり得る設定
当日は「分け与えられる食べ物」「設定(犬を飼っている、決まった時間に薬を飲む、赤ちゃんがいるなど)」などが書かれたくじを引き、参加者は与えられた食材、設定で翌朝まで過ごす。避難所の開設、運営方法などは基本的にはすべて参加者に任せるという。同会は「食糧が多いグループ、ないグループなど現実にそった状況を体験し、避難所のあり方を考えるきっかけになれば」と話している。
参加費は大人2000円、子ども500円(28日のみの参加も可能)。問い合わせは、同団体【電話】0467・88・0798へ。
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