国民一人ひとりに番号を割り当てることで社会保障や税、災害対策などの行政手続きを簡素化する「マイナンバー」(個人番号)の運用開始から1年が経過した。茅ヶ崎市では本人確認書類として使用できるマイナンバーカード(個人番号カード)の交付申請が約3万900件あり、13%の市民が交付を希望した。
運用に先立ち、茅ヶ崎市では2015年11月に個人番号を記載した「通知カード」を10万2929世帯に発送。このうち郵便局での保管期間超過や宛先不明などの理由で市役所に返戻され、その後も対象者が受け取りに来ていない通知カードがまだ1600通あるという(17年1月13日時点)。
16年10月までに返戻されたカードについては、市役所分庁舎5階のマイナンバーカード交付窓口で17年1月31日(火)まで保管。それ以降に返戻されたものについては、事前に対象世帯に通知を送付した上で返戻から3カ月後に廃棄される。担当の市民課では「通知カードに記載されているマイナンバーは行政機関や勤務先、金融機関などから提供を求められることがある大切な番号です。まだ受け取っていない方は、至急窓口へお越しください」と呼びかけている。
専用窓口が閉鎖
茅ヶ崎市では専用の窓口として設けていたマイナンバーカード交付窓口を2月17日(金)に閉鎖し、20日(月)以降は本庁舎1階の市民課で受け付ける。また市のマイナンバーコールセンター(【電話】0570・01・0178)も3月31日(金)午後5時に終了とし、以降の電話での問い合わせについては市民課(【電話】0467・82・1111)で対応する。なお国のコールセンター(【フリーダイヤル】0120・95・0178)は継続。
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>