茅ヶ崎市議会の臨時会が2月3日から21日までの会期で開会している。
臨時会は、市民団体「みどりと命を守る住民会議」から「茅ヶ崎市災害対策基本条例」の制定を求める直接請求が提出されたことを受けて召集された。同会議は茅ヶ崎ゴルフ場の跡地開発計画に端を発し、広域避難場所の適切な広さの確保などを求めており、同会議が作成した条例案には「広域避難場所は市民1人あたり2平方メートル以上を確保」「市防災会議の委員に公募市民や事業者を含む」ことなどが盛り込まれている。
服部市長は本会議初日に「条例案に示されている項目の多くはすでに法や地域防災計画に備わっており、広域避難場所についても専門委員会議で検討を進めている。条例化の必要はない」と意見を述べた。13日には条例制定請求者の代表が意見陳述を行い「『計画』に比べ、議会審議を経て制定される『条例』は法的根拠を持ち重要性も増す。開発より市民の安全・安心を優先した条例は必要」と訴えた。
議案は教育経済常任委員会で審査し、21日の本会議で採決される。(13日起稿)
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