東京体育館ほかで3月30日まで開催された「都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会」で、神奈川県選抜チームが全国優勝を果たした。選抜チームには茅ヶ崎市内の中学校から5人の選手が出場し、日本一に貢献した。
県選抜メンバーとして茅ヶ崎から出場したのは、田中未来翔選手(アレセイア湘南中2年 ※大会時点)、井上水都選手(同2年)、更科陽選手(同1年)、内田蒼選手(同1年)、宮澤遼選手(西浜中2年)。なかでも田中選手は副主将として選抜チームを支え、今大会のベスト5(大会優秀選手)にも選ばれている。
5人は1月に行われた県大会の最終日に選抜メンバー12人に選ばれ、県内トップクラスの実力をもつ選手同士、強化合宿や他県の強豪チームとの交流強化試合などを通じてチームワークや個々の技術を磨いてきた。田中選手は「普段と違うポジションを任されたメンバーも多く、初めは戸惑いもあったが、日本一を目標にチーム一丸となって練習に取り組んだ」と振り返る。
全国の強豪と対戦
「ジュニアオールスター」とも呼ばれ、全国から精鋭が集まる今大会。松澤俊介ヘッドコーチが「優勝を狙えるチーム」と評した県選抜チームは予選を1位で通過し、決勝トーナメントでも快勝を重ねた。準決勝の対東京A戦では、強豪を相手に一時点差を詰められる場面があったものの主将を中心に盛り返し、13点差で勝利を収めた。決勝の対長崎戦では、第3クォーターまで神奈川がわずかにリードする展開が続く中、最終クォーターで長崎が怒涛の追い上げをみせてきわどい展開に。「相手のエースを抑えるため2人がかりで守りを固めながら、主将を中心に全員で得点を取りに行った」(田中選手)と全員が最後の一瞬まで全力を尽くし、59対57で全国優勝を掴みとった。
試合後、田中選手は「ベンチを含めチーム全員の力で勝ち取った日本一。大会で学んだことをアレセイアでも活かしたい。6月の県大会で今回の選抜メンバーと対戦する日が楽しみ」と闘志を燃やしている。
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