(株)オーテックジャパン(本社・茅ヶ崎市萩園)がこのほど、茅ヶ崎市へ日産セレナの特装車を寄贈した。
同社は日産車をベースにしたカスタムカーや福祉車両などの企画・開発、製造・販売を行っている。市が今年、市制施行70周年を迎えるにあたり、同社から市に「オーテックが開発・製造している特装車を寄贈したい」と申し出を行った。これを受け、市では車いすで乗車可能なミニバンタイプの車両を所有していなかったことから、多目的に活用できる特装車が寄贈される運びとなった。
寄贈された車両には、助手席に昇降機能を備えたシート、後席スライドドアまわりに大型のてすりやステップを装着。さらに後部には車いすのまま乗降ができるスロープも備えるなど、様々な機能が搭載されている。多人数での移動用だけでなく、福祉車両の用途にも対応できるという。
納車に合わせて4月7日に開かれた寄贈式典では、服部信明市長や、同社の代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)片桐隆夫氏らが出席。服部市長は「市内で30年にわたり営業されてきたオーテックの技術・存在を市民に広く伝えつつ特装車を活用していく」と挨拶。片桐氏は「市制施行70周年をお祝いし、地元への感謝の気持ちを込めて特装車を贈った。ぜひ役立ててもらえたら」と話した。
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