県立鶴嶺高校女子バレーボール部が6月3日(土)と4日(日)に埼玉県の所沢市民体育館ほかで開催される「平成29年度(第71回)関東高等学校女子バレーボール大会」に出場する。同大会への出場は2年ぶり10度目となる。
同部は5月13日と14日に川崎市立橘高校などを会場に59チームが出場した関東大会神奈川県予選会でベスト8に進出し、関東大会への出場権を獲得した。
初戦で県内屈指の強豪である秦野総合を25対10、25対13のストレートで下し、勢いに乗った鶴嶺は2回戦の多摩を圧倒し25対7、25対7で撃破した。
関東出場をかけた山北との3回戦ではプレッシャーのためか序盤は硬いプレーが多く、選手のミスなどもあり苦しい展開となったが、2枚エースの小嶋舞選手(3年)と金子有羽選手(3年)の踏ん張りで25対23と接戦を制して第1セットを奪う。続く第2セットで落ち着きを取り戻すと小嶋選手のスパイクが炸裂し25対14で勝利。ベスト8以内が確定し、関東への切符を手にした。
金子隆監督は「昨年は代表決定戦で敗れたので、とにかくほっとした。選手たちはやっと先輩たちに追いつけたと思ったのでは」と勝利の瞬間を振り返る。
準々決勝は、決勝で大和南を苦しめ、準優勝を果たした伊勢原と対戦するも、力の差を見せつけられ8対25、12対25で敗れた。
2枚エース軸に関東で勝利を
チームの平均身長は約166センチメートルと小柄ながら小嶋・金子の両エースを攻撃の軸に、酒匂中学時代に全国大会の出場経験を持つ2年生セッターの小峯千春選手のトスワークでゲームを組み立てるのが特徴だ。
関東初戦は6月3日に東京立正と対戦する。金子監督は「まずは初戦突破を目指す。2回戦では関東ナンバー1の定評がある千葉の柏井との対戦となるが、楽しくゲームができればと思う」と語った。チームをまとめる鈴木優凛部長は「山北に勝利した瞬間は先輩たちの顔が浮かび、グッとくるものがあった。関東では勝利を目指し、少しでも爪痕を残してきたい」と意気込みを語った。
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