市内の畜産農家が所属する「茅ヶ崎市畜産会」(柿澤博会長)が6月15日、南湖のひまわり愛児園(三橋貴文理事長)で「ふれあい体験」を開催した。これは、乳牛や子牛を間近に見て触れることで、茅ヶ崎市の畜産に興味を持ってもらおうと開かれたもの。これまでにも市内の保育園や小学校などで開催されてきた。
当日は90人の園児が参加。0歳から2歳児は子牛とのふれあい、3歳から5歳児は乳搾りを体験した。園児たちは緊張した面持ちで牛に近づいていたが、触れると「柔らかい」「温かい」と笑顔を見せていた。
搾乳を体験した年長の渡辺栞帆ちゃん(5)は「牛さんのおっぱいは、あったかかった。初めて触ったけど、とってもかわいかった」と感想を述べた。園庭では獣医師の協力を得て聴診器を使い子牛の心音を聞いたり、酪農家による乳牛の搾乳実演なども行われた。
三橋理事長は「園庭に牛が来るという非日常や普段飲んでいる牛乳がどうやって作られるかを知ってもらいたかった。また今後は食肉に関して牛が命を落としているということも教えていきたい」と話した。同園ではかつて、魚の解体なども行ったという。
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
神社でレザークラフト体験3月15日 |
|
|
|
|
|
<PR>