茅ヶ崎グリーンライオンズクラブ(手塚誠会長)が6月19日に梅田中学校を訪問し、科学雑誌「ニュートン」を寄贈した。
これは中学生に科学に興味を持ってもらい、将来に役立ててもらおうと同クラブが10年前から定期的に実施しているもの。同クラブの田中興一さん(81)が創刊以来愛読している同誌を2006年に同校の科学部へ全冊寄贈したことをきっかけに、同クラブが継続して実施してきた。同校の理科室には寄贈された雑誌がズラリと並び、科学部だけでなく授業や自由研究のテーマ探しなどで生徒たちが活用しているという。
田中さんらメンバーと共に科学部を訪ねた手塚会長は「中学生には難しい内容が多いけれど、ゆっくり読んで役立ててほしい」と専用のファイルに収めた同誌を手渡した。袴田雅代校長は「生徒たちが科学に興味をもち、活動できるのも皆様のおかげ。高価な資料をありがとうございます」と10年間の感謝を述べた。
「立派に成長を」
10年の節目を迎え、田中さんは「若者の理科離れを少しでも防げればと思い寄贈してきた。(寄贈した雑誌を通じて)科学の世界の最新情報を知り、立派に成長してくれることを願います」と思いを語った。科学部の横山菊史朗部長(3年)と寺島雄太郎副部長(2年)は「10年も前から科学部が地域の方々から支援されているということに感激した。雑誌を今後に役立てていきたい」と話した。
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