茅ヶ崎市内唯一の小学生男子バレーボールチームの室田ジュニア(篠崎照夫監督)が6月18日と24日に開催された「ファミリーマートカップ第37回全日本バレーボール小学生大会神奈川県大会」で初優勝を飾り、8月7日(月)から東京体育館ほかで開催される全国大会に初出場する。
室田ジュニアは5月28日に藤沢市の秋葉台文化体育館で行われた藤沢地区大会で強豪の藤沢クラブ、湘南台ジュニアを破り、神奈川県大会に駒を進めた。
県大会には地区予選を勝ち抜いた30チームが出場し、トーナメント戦を実施。室田ジュニアは初戦の川崎ソルジャーズをストレートで下し、勢いに乗ると準々決勝の山北JVC、準決勝の海老名ドルフィンズもストレートで撃破、圧倒的な強さで決勝に進んだ。
小田原地区1位の足柄太郎との決勝では、第1セット前半までに得意のサーブで10対0と先行、その後も相手の攻撃を粘りの守りで封じ21対5、21対8のストレートで完勝、初優勝を成し遂げた。
目標は決勝トーナメント
6月18日と24日に開催された県大会で全試合ストレート、相手の得点を一桁台に抑えるなど圧倒的な強さで全国の切符を手にした室田ジュニア。
チームは、エースで身長166cmの中野晴斗くんが放つスパイク並みの威力をもつジャンプサーブが強力な武器となっている。そのほかの選手もボールに変化を与えるジャンプフローターサーブを駆使しながら相手の守備を崩し、攻撃の芽を摘むことが大きな特徴だ。神奈川県内では6年生を主体にチームが組めるのも珍しいという。
篠崎照夫監督は「一戦一戦、調子を上げていき、決勝でものびのびプレイできたことが勝利に繋がった」と話す。キャプテンでレシーバーの木村優吹くんは「足柄の攻撃を抑えて最少失点で勝てたのがうれしかった」と決勝の感想を述べた。
市長からもエールを受け
7月28日には篠崎監督をはじめとするコーチ陣や選手らが服部信明茅ヶ崎市長を表敬。全国大会に向け篠崎監督は「茅ヶ崎市民の方々の声援や期待に応えられるよう頑張りたい。まずは決勝トーナメントに残ること。そこを勝ち残ったら新たな目標を設定したい」と述べた。服部市長は「全国に向けて、これまでやってきたことを信じて臨んでほしい。そして24万茅ヶ崎市民に勇気と元気を与えてもらいたい」と激励の言葉を送った。
室田ジュニアは8月8日(火)、埼玉県の所沢市民体育館で夢クラブ(兵庫県代表)との全国大会初戦に挑む。
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