藤沢市鵠沼海岸の常設ビーチバレーコートで8月13日と14日、「第8回湘南藤沢カップ全国中学生ビーチバレー大会」が開催され、女子の部で中島中学校女子バレーボール部(佐々木一樹監督)が初優勝を成し遂げた。
中島中は8月1日、2日に同コートで開催された「第11回神奈川県中学生ビーチバレー大会」女子の部で優勝し、全国への切符を手にした。全国大会女子の部には都道府県予選を勝ち抜いた全56チーム、神奈川からは4チームが出場。競技は4人制で6人がエントリーし、中島中からは主将の鈴木優花さん、藤井愛さん、山田涼夏さん、小田嶋奏子さん、梁瀬快さん、脇楓さんが出場した。
グループ戦の鶴岡第二中(山形県)との初戦では序盤硬さが目立ったが、要所でサービスが決まり落ち着きを取り戻すと逆転に成功し、28対22で初陣を飾った。続く海潮中(島根県)を28対11で撃破。1位グループの決勝トーナメント進出を決めた。
トーナメント初戦の西原中B(沖縄県)との対戦では、拾って繋ぐ堅実なプレーを心掛け、終盤までもつれ込むも21対19で逃げ切った。勢いに乗る中島中は続く大森第八中A(東京都)を21対5で圧倒。ドリームハーツI(岐阜県)との準決勝では鈴木主将のブロックで相手の攻撃を封じ、21対17で勝利した。
最後はエースが強烈スパイクで
QUEENBEES(富山県)との決勝では前半に4点差を追いかける苦しい展開となったが、粘りのレシーブで点差を詰めていくとその後は点の取り合いとなり19対19の同点に。タイムアウトを取った佐々木監督は「いつも通りに戦えば大丈夫」と選手らを激励。その後、相手のフェイントがネットにかかりマッチポイントを握ると、最後はチームの頼れるエース藤井さんがレフトから角度のある強烈なスパイクを決め、21対19でゲームセット。コートに歓喜の輪が広がった。
鈴木さんは「エースが決めて逆転勝ちできてすごくうれしかった」と勝利の喜びを語った。佐々木監督は「選手たちは2年半、多くの人たちに関わって成長してきた。湘南地区の先生方をはじめ、すべての人に感謝したい」と述べた。
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